速筋と遅筋
皆様こんにちは。
最近晴天続きで気持ちの良い日中ですね('ω')
さて、今週も木曜日がやってきました!
先週の授業は、最大酸素借についてでしたが、全15回の授業の中でも難しい講義だったようです。
課題の答え合わせをして…
今週の主なテーマは“速筋と遅筋”です。
この二つの筋肉は、何が違うのでしょうか。
正しくは、速筋線維と遅筋線維です。これらは筋線維の話ということです。
速筋線維は白色、遅筋線維は赤色をしています。
まずは速筋について。
速筋とは、瞬発的に大きな力を発する筋肉です。
ただずっとこの速筋を使えるわけではありません。
覚えやすい&イメージをしやすくするために、身の回りにある動物を例に挙げ解説しました。
例えば、白身魚のヒラメ。
これは見ての通り速筋(白い筋肉線維)が発達しています。
なにか敵が来た時に、瞬発的に逃げたらいいのですね。
次は遅筋について。
速筋とは逆で、長時間、力を維持する筋肉です。
ヒラメと比較して、赤身魚のマグロはどうでしょうか。
マグロはずっと泳ぎ続けているイメージがありますね。
まさに遅筋が発達しているのです。
魚に例えるとイメージしやすいですね。
私たちは、歩いているときは遅筋線維、走ると速筋線維を使い、速筋線維の中でもややきつい位の時はFOG線維、きついときはFG線維を使って運動しています。
なぜ大きく分けて二つあるのかというと、長く運動するときにつかれては困るので遅筋線維があり、
走っているときは瞬時に大きな力が必要にはなりますがすぐ疲れてもいいので速筋線維を使う仕組みになっているからです。
よって短距離走選手は速筋、長距離走選手は遅筋をトレーニングで鍛えたら、
効率的に体を鍛えられるということですね。
高強度のトレーニングをすることで、速筋の中のFG線維をFOG線維に変化することは出来ます。
さすがに、速筋を遅筋にする、ということは出来ません。
それにしても、人間ってすごいですね~。
一つ勉強になりました。
あと、もう一つ目に留まったことは、筋肉の男女比較のグラフです。
12歳から20歳までの男女の比較のグラフです。
全筋肉の断面積当たりの一定の筋力は一番上の部分の様に男女でも、年齢でも、変わりはないのです。これはびっくりしました。
やはり、男女の差は、イメージの問題でもありますね。
このグラフを見れば、固定概念は崩れた方も多かったでしょう。
私自身は筋トレをすることはめったにりませんが…
今年こそ、きれいな筋肉をつけたいな~とゆる~く思った次第でありました笑
今日の授業で学んだので、これからは、ヒラメを食べるときは、これが速筋か~、
マグロを食べるときはこれが遅筋か~とおもうでしょう。これといっておいしくなるかどうかは別として苦笑
本日もお読みいただいてありがとございました。