疲労の原因と運動の関係
皆様こんにちは。 本日は毎週木曜日のスポ健一回生授業の日です。 今回の授業内容はわりと私でも理解しやすかったです。 さて、運動をするともちろん誰でも疲れますよね。 その疲労は、運動の強度によって原因が違います。 まずは、運動を2時間以上した場合について。 この場合の疲労原因は、血糖値の低下です。 血糖値を元に戻せば、疲労は回復します。 次は1-2時間の運動をした場合について。 この場合の疲労原因はグリコーゲンの枯渇です。 枯渇しないようにするには、グリコーゲンローディングを行います。 昔と今のグリコーゲンローディングは変わってきているようです。 3500カロリーもの食事ってなかなかとるの大変ですね。 捕食もないと取り切れません… 最大酸素借を使い切ったときに疲労困憊になるミドルパワーの運動の場合の疲労原因は乳酸です。 しかし、乳酸がたまることは悪い事だけではなく、良い事もあります。 ATPがたくさんできるような乳酸は良い場合で、筋量を増やせばたくさん乳酸をためることができます。私も今までのイメージでは、乳酸がたまることは疲れる原因だと思ってました
ASハリマアビリオン西野選手にお越しいただきました。
皆様こんにちは。 本日は、姫路から西野有香選手に研究室へお越しいただきました。 西野選手は、立命館大学スポーツ健康科学部の昨年の卒業生であり、ハリマ共和物産株式会社に就職され、現役のASハリマアビリオンのDF選手としてご活躍されておられます。 3月に、姫路視察へ伺った際に初めてお目にかかり、是非タバタプロトコルを!という話で盛り上がり、実際に大学へお越しいただくことになりました。 本日は西野選手の現状・チーム・トレーニング等についてヒアリング、今後の取り組みのお話合いをいたしました。 午前中は最大酸素摂取量(VO₂max)の測定、午後はタバタトレーニングを行いました。結果に対しての今後への対策、具体的なタバタトレーニングの理論について等もお話し出来ました。西野選手、本日は遠路御足労いただきありがとうございました。立命館大学の卒業生が、プロスポーツ界で活躍しているのは、とても誇らしいです。これからもぐんぐん成長して、先頭に立ってみんなを引っ張っていってくれるでしょう! Fight!!! 本日もお読みいただきありがとうございました。 StartFra


速筋と遅筋
皆様こんにちは。 最近晴天続きで気持ちの良い日中ですね('ω') さて、今週も木曜日がやってきました! 先週の授業は、最大酸素借についてでしたが、全15回の授業の中でも難しい講義だったようです。 課題の答え合わせをして… 今週の主なテーマは“速筋と遅筋”です。 この二つの筋肉は、何が違うのでしょうか。 正しくは、速筋線維と遅筋線維です。これらは筋線維の話ということです。 速筋線維は白色、遅筋線維は赤色をしています。 まずは速筋について。 速筋とは、瞬発的に大きな力を発する筋肉です。 ただずっとこの速筋を使えるわけではありません。 覚えやすい&イメージをしやすくするために、身の回りにある動物を例に挙げ解説しました。 例えば、白身魚のヒラメ。 これは見ての通り速筋(白い筋肉線維)が発達しています。 なにか敵が来た時に、瞬発的に逃げたらいいのですね。 次は遅筋について。 速筋とは逆で、長時間、力を維持する筋肉です。 ヒラメと比較して、赤身魚のマグロはどうでしょうか。 マグロはずっと泳ぎ続けているイメージがありますね。 まさに遅筋が発達しているのです。


最大酸素借とは
皆様こんにちは。 ゴールデンウィークが明け、雨模様が続いておりましたが本日は打って変わって晴天! すがすがしい空模様、久しぶりですね。 本日3限は、一回生の第4回の授業でした。 今回の授業内容は、「最大酸素借」についてでした。 事前に内容は難しいと聞いておりましたが確かに理解に苦しむ場面もございました。 場面を想像するのが難しいのは普段私があまり運動しないからでしょうけど苦笑 人間は1分運動するのも、10分運動するのも、 骨格筋の直接のエネルギー源となるATP・酸素需要量の量は同じなのに、下の表の様に酸素摂取量はなぜ初めは少ないのでしょうか。 運動を開始すると酸素摂取量が増加しますが、運動開始初期には酸素必要量と酸素供給量との間に差が生じてきます。ここの不足している酸素の量のことを、酸素借といいます。 酸素借=借金と同じ考え方です。 どんな運動でも、同じ速度の運動で酸素需要量は同じです。残りの部分は有酸素性エネルギー系ではなく、無酸素性エネルギー供給系が供給しているということです。 最大酸素借は、量的には活動筋量、質的には筋での乳酸産生量およびク

